顔出し文化が広まっていることの問題点

 僕のネット歴は10年ほどだ。学生時代ニコニコ動画ニコニコ生放送を見ており、実際に僕を合わせて10名ほどのオフ会にも参加したこともあった。

 そんな昔のニコニコでは雑談配信で顔出しをしている人がそこそこ存在していたが、ゲームの配信でわざわざワイプをつけて配信していた人間は全くと言っていなかった。インターネット上に顔を出すということ自体が若干危険というかそういう風潮があったためだ。

 


 

 今ではTikTokなどで僕よりも若い子供たちが平気で顔を出しダンスを踊っているが、昔の感覚では考えられなかったことだ。それと同様にゲーム配信でも顔出しをしながら行うといった文化も広まっている。

 第五人格に話を絡めると公式配信で実況解説する人間やプロゲーマーなども強制顔出しなどといったことも行われている。女性の方はマスクで顔出し防止といった措置もあるようだが。

 


 

 ここである問題がある。申し訳ないことだが顔面偏差値という話だ。そういった公の場には顔を出さなければならない機会が多くなっている現代、そういったことは付き物だろう。ある事例を紹介しよう。

 

 昔TVがなくラジオはあった時代、そこでラジオパーソナリティーを務めていたある女性の方が人気だった。数多くのプレゼントがリスナーから送られていたらしい。

 だがTVが日本で普及し始めラジオパーソナリティーを務めていた女性の方が顔をTVに出したところプレゼントが激減した。やはり声がよくても顔がアレだと人気が減ってしまうようだ。

 

 こういったやはり声や内面がどれだけ人気でキレイだったとしても、顔ということ1つで人気が変動してしまう人間の感覚がある。少し話はずれるが、僕の顔面偏差値が30~40であることを度外視した率直な意見として、第五人格のプロゲーマーと呼ばれる方々はイケメンではない....はず。塩顔が流行っている最近の傾向に一石を投じたいソース顔の僕の美的感覚がおかしい可能性も大いにあるので怒らないでほしい。

 なぜこういった顔出し程度の話で人気が上昇下降するかというと、人間の本能という話を今更しても仕方がないので現代だからこそ起こりうる原因について話そう。

 


 

 ではページを戻って僕のTwitterアイコンを見てください。100人中100人が顔立ちが整っているというだろう。確実に不細工だという人間はいない。これが問題なんです。

 このアイコンがこの中の人である僕の顔面偏差値の期待値を大幅に上げている。

 顔出しによって人気が変動する理由は確実に期待値からどれだけ中の人の顔面偏差値が離れているかということに尽きる。いい意味でも悪い意味でも。

 

 だから今後何らかの機会でネット上に顔出しをするかもしれないという僕と同じ顔面偏差値の低い方々はアイコンを過剰にカッコよくしすぎたり可愛くしすぎると、勝手に周りの人がハードルを上げてしまい自分自身の人気に影響を及ぼしてしまう可能性が高い。

絶妙なレベルのアイコンにするか、覚悟を持ってそのアイコンにすることをお勧めしたい。そこら辺を気にする人間であれば、の話ではあるが。