第五人格から別ゲームに移行しても成功する実況者はいるのか
ゲームの衰退は実況者の衰退と同義だ。先が見えている泥船と共に添い遂げても何の意味もない。もし第五人格から移行するなら何のゲームを選択するべきなのか、実況者たちは考えるのである。
既存の視聴者を別ゲーに連れて行かなければならない。そういう面で第五人格のプレイヤーの殆どはスマホ版でプレイしているため、スマホが主戦場のゲームに移行するのが得策だろう。
視聴者層も重要になってくる。TwitterやYouTubeのコメント欄にいるプレイヤーは大体10代前半から20代前半といったところだろう。そして第五人格実況者のコメント欄は異常に女性率が高いのでグロゲーや過激な描写が多いゲームは控えたほうがいい。
先程爆笑してしまったのだが第五人格実況者について検索していたところ、第五人格実況者の夢小説が存在していた。見てて笑みしか零れない。
ではこういった夢女子なる存在はどこから湧いているのかと言ったら、ほぼほぼ間違いなくストプリだ。第五人格を現役でプレイしており動画も投稿しているという条件で一番登録者を抱えているのはさとみだ。
さとみはどこに所属している?そう、ストプリだ。大正解。彼から第五人格にはまった女性の方々が第五人格実況者に流れているのだ。
わかるだろう。なぜ伝説のDが10万人登録者を達成できたかを。
さあここで問題だ。こいつらを抱えたまま別ゲーに移行できるのか。別ゲーといってもここで言っているのはまだ耕されていない新作ゲームの話だ。今更耕された畑に行ってもそこに席はない。
安直な話をすればNetEase様の新作ゲームを待つ形になるだろう。第五人格の開発元がNetEaseなのだから視聴者はきっと付いていきやすい。そしてゲーム性もどちらかというと俯瞰視点かTPSのほうがいいだろう。
では僕から見て別ゲーに移行して成功しそうな第五人格実況者はいるのかという話だ。いるのだろうか。変なゲームを選ばなければ「逃さずの石橋」は大丈夫だろう。というよりもハンター陣営を主にやっている実況者はほぼほぼ大丈夫なのではないか。
彼らはハンター陣営という側面上コラボの頻度はサバイバー陣営よりも圧倒的に低く、マッチング待機時間の長さも相まって雑談の時間などの第五人格以外の時間が長い。そう、第五人格を求めて配信を見始めたのにも関わらず彼らの雑談の時間をも楽しめるように変化していくのだ。「視聴者」の出来上がりだ。
ザイオンス効果というものがある。「接触回数を多くすればするほど、その人は好感を抱くようになる」という現象の名称だ。ちなみに発見したアメリカの心理学者ロバート・ザイオンスにネームアフターしている。(日本語度忘れしました)
サバイバー陣営の実況者の話をすると、彼らは第五人格というゲームのゲーム性故VCをほかの人とつないでランク戦に臨むことが多い。殆どといったほうがいいのかもしれない。彼らは他者と喋りながら配信しているため、彼ら自身の根っこにある魅力は伝わらず、表面上の魅力しか伝わっていない。それに惹かれてみている視聴者もいるかもしれないが、それは申し訳ない。君たちの話はしていない。
ハンター陣営の実況者やサバイバー陣営でもコラボだけでなく個人での企画やゲーム配信、雑談が多い実況者などは別ゲーに行ってもほかの実況者に比べると比較的伸びやすいと僕は思っている。視聴者に媚びを売り内面を見せずキャラを偽り続けるのも別ゲーで通用するかはわからないが、ね。内面をさらけ出せよ。